第一章　総則

第一条　（目的）

　海外人材誘致力を増大し、人材環境を最適化し、上海で勤務又は起業できるよう、より多くの海外の人材を引き受け、また上海経済や社会発展のために有力な人材支援を提供するため、本弁法を制定する。

第二条　（適用対象）
　本弁法は、本科（学士）及び本科以上の学歴（学位）又は特殊な才能を持ち、上海において法律に基づいて勤務又は起業する者に適用されるが、次の人材を含む。即ち、外国国籍に加入した留学人員、外国専門家及びその他の外国の高級専門人材、中国旅券を持ち、国外永久（長期）居留権を有し且つ中国国内に戸籍のない留学人員及びその他の専門人材、香港、アモイ特別行政区における専門人材、台湾地区の専門人材。
　特殊な才能を持つ人材についての具体的な範囲及び条件などについては、市人力資源社会保障局（市外国専家局）が本市経済社会発展の実際のニーズに基づき、関連部門とともに確定する。

第三条　（部門分業）
　市人力資源社会保障局（市外国専家局）は、上海市海外人材居住証（以下「海外人材居住証」という）の申請受理、査定等総合的な管理業務を行う。
　市公安局は海外人材居住証の作成、発行などに関連する業務を行う。市教育委員会、市科学技術委員会、市工商行政管理局、市商務委員会、市財政局、市税務局、市経済情報化委員会、市衛生計画生育委員会、人民銀行上海支店、国家外貨管理局上海市分局等関連部門は各自の職責に従って、本方法に関連するサービスと待遇の実行作業を行うとする。

 

第二章　証明書一般規定

第四条　（証明書の機能及び分類）
　海外人材居住証とは証明書所持者が本市で勤務、生活かつ関連待遇を受けることを示す証明である。
　海外人材居住証は主証と随員証に分かれる。条件に適合される海外人材は主証を申請し、配偶者及び18歳未満又は高校在学中の子女は随員証を申請することができる。

 

第五条（基本情報記入）

　海外人材居住証には証明書所持者の姓名、性別、生年月日、国籍（地区）、証明書類型及びコード、最近の写真、発行日付、発行先、有効期限などの内容を明記する。

第六条（有効期限）
　海外人材居住証の有効期限は1年から5年である。

　　

　市人力資源社会保障局（市外国専家局）は、申請人の年齢、学歴学位、専門区分、職歴、有効な身分証明書、赴中勤務（就業）許可、採用（労働）契約の有効期間、応募職務などの条件に基づき、海外人材居住証の有効期限を確定する。 (続きあり)

 

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