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離婚する場合、夫妻が共同で居住した社宅をどのように処理するか?
Q:私と主人は同じ会社で働いている。現在、居住している社宅は、私の主人が結婚する前に会社から分譲されたマンションである。現在、私達は離婚したいと考えるが、離婚した後、私は継続してこのマンションで居住することができるか?

 

 A:最高人民法院による「離婚案件審理における社宅の使用、賃借に関する若干問題についての回答」の通知内容によると、夫妻が共同で居住している社宅について、下記のいずれかに該当する場合、離婚した後、双方はいずれも賃借することができる。

(一)結婚する前に、一方が賃借した社宅で、婚姻関係が連続5年以上続いている場合。
(二)結婚する前に一方が賃借した勤務先の住宅で、離婚する時点で双方とも当該勤務先の職員である場合。
(三)一方が結婚する前に借金で社宅の賃借権を取得した場合、結婚した後、夫妻が共同で借金を返済する場合。
(四)結婚した後、一方または双方が社住宅の賃借権取得を申請した場合。
(五)結婚する前に、一方が賃借した社宅で、結婚した後、当該賃貸物件の立ち退きによって不動産賃借権を取得した場合。
(六)夫婦双方の勤務先が共同で投資して建築しまたは共同で購入した共有不動産である場合。
(七)一方が自分が賃借した勤務先の不動産を勤務先に返還しまたは他方の勤務先に返還した後、他方の勤務先が別の不動産に取り替えた場合。
(八)結婚する前に、双方とも社宅を賃借し、結婚した後、合併して別の不動産に取り替えた場合。
(九)その他、夫婦双方とも賃借可能な場合と認定する場合。

要するに、夫妻が共に同じ勤務先で働いている場合、離婚した後、双方とも継続して当該社宅に居住することができる。

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