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Aが兼職した場合、会社はAとの労働契約を解除することができるか?
Q:私は販売会社の経理総監で、会社と3年の全日制労働契約を締結した。この期間中、私はその他の会社が兼職を募集することを見つけた。それで、私は毎月2日間の休暇を取って兼職会社で仕事しないと労働報酬を受け取ることができない。私が兼職していることが販売会社にすぐに発覚された。会社のリーダーは毎月休暇を取ることは業務遂行に影響を与えるため、1週間以内に兼職を辞めかつ兼職会社からの書面証明を提供する旨が記載された通知書を私宛に発した。これに対して、私は兼職するかどうかは自分が決めることであると考え、当該兼職を辞めなかった。その結果、販売会社に解除された。この場合、販売会社は私との労働契約を解除することができるか?

A:兼職とは、労働者と使用者との間に労働関係が存在すると同時に、その他の使用者と類似の労働関係を確立する権利義務関係を言う。中国「労働契約法」第39条によると、労働者が同時にその他の使用者と労働関係を確立し、本使用者での業務遂行に著しい影響を与え、または使用者により指摘されても是正しない場合、使用者は労働契約を解除することができる。よって、あなたの兼職は本使用者での業務遂行に多少影響を与え、会社が期間を定めて是正するよう求めたにもかかわらず、依然として兼職会社との労働契約を解除しなかったため、会社はあなたとの労働契約を解除する権利がある。

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