街で美女を盗撮する場合、盗撮者は責任を負うべきか?
Q:このほど、李氏はウェブサイトで盗撮された自分の写真を発見した。当該ウェブサイトに掲載されている大部分は街で盗撮した美女の写真であることも発見した。多くの写真はバス、地下鉄、プールなどの公共場所で盗撮したもので、殆ど携帯電話で撮ったものが多い。携帯電話のレンズは隠されていて発覚されにくい。これは盗撮者の行為を助長させるに間違いない。さて、法律にはこのような盗撮者に対して盗撮行為を制限する規定が設けられているか?
A:このような盗撮行為について、法律は制限規定を設けるべきである。盗撮とは、他人の同意を得ずに、密かに他人を盗撮する行為を指す。盗撮行為は他人の権利に対する侵害である。同時に、公民のプライバシー権も法律により保護され、如何なる者は侵害してはならない。盗撮行為は既に他人のプライバシー権を侵害している。このような違法行為に対する処罰について、中国「治安管理処罰法」は「次に掲げる場合のいずれかに該当する場合、5日以下の勾留または500元以下の罰金に処する。……(六)他人のプライバシーをのぞき見、盗撮、盗聴する場合。」プライバシーに関わらない純粋な肖像盗撮について、中国「民法通則」は、公民は肖像権を有し、本人の同意を得ずに、営利を目的として公民の肖像を使用してはならない。」との規定を設けている。盗撮は、本来は違法行為であるが、盗撮した写真をウェブサイトに掲載して公開し、他人の名誉・心身に傷害を与える場合、法律はこのような盗撮行為を撲滅しなければならない。
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