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裁判所の執行終了裁定は合法であるか
Q:私は、李氏との借金問題で李氏を裁判所に提訴した。裁判所は李氏に対して借金人民元1000元を支払うよう命じる判決を下した。しかし、現在に至っても返済していないため、裁判所に対して執行を申し立てた。裁判所は執行申立について審査した結果、李氏は生活が確かに困難で、収入源もなく、その上、健康上の問題で労働能力もなくしているため、執行終了の裁定を下した。このような裁判所のやり方は合法であるか?

A:裁判所のやり方は合法である。「中華人民共和国民事訴訟法」第257条は、次のいずれかに該当する場合、人民法院は執行終了の裁定を下すと定めている。(一)申立人が申立を取消す場合。(二)執行に基づいた法律文書が取消された場合。(三)被申立人の公民が死亡し、執行に供する遺産もなく、義務負担者もない場合。(四)父母の扶養費用、扶助費用、育成費用督促事件の権利者が死亡した場合。(五)被申立人の公民が生活が困難で借金を返還する能力がなく、収入源もなく、労働能力もなくした場合。(六)執行を終了すべきであると人民法院が判断したその他の場合。本件において李氏の場合は第5号の規定内容に適合するため、裁判所は執行終了の裁定を下すことができる。

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