犬が驚いて他人に噛み付く場合、驚かせた第三者は責任を負うべきか?
Q:前日の晩、私は犬と一緒に散歩した。私と犬が路上の椅子に座って休んでいる範氏の所を通ろうとする時、範氏は小さな棒で犬をしきりに打った。犬が驚いてちょうど範氏の前で散歩している張氏に噛み付いた。この場合、私は張氏の怪我について責任を負うべきか?
A:張氏の怪我について、あなたは責任を負わない。それは、張氏の怪我は範氏の権利侵害行為によりもたらされたからである。
「中華人民共和国民法通則」第127条によると、飼育した動物が他人に損害を与える場合、動物を飼育した者または管理者が民事責任を負わなければならない。被害者の過失により損害がもたらされた場合、動物を飼育した者まあ他は管理者は民事責任を負わない。第三者の過失により損害がもたらされた場合、第三者が民事責任を負わなければならない。
質問の状況によると、あなたの犬が張氏に噛み付いたが、張氏の怪我は飼育者と被害者以外の第三者、即ち、範氏の行為によりもたらされたもので、範氏は過失がある第三者として、張氏の怪我について民事責任を負うべきであり、あなたは責任を負わない。
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