法定結婚年齢に達していないことを隠して結婚登記を行った場合、無効であるか?
Q:去年、私は現在の夫と知り合った。当時、私は満19歳であったが、農民で生活が苦しくて、故意に法定結婚年齢に達していない実情を隠して結婚登記を行った。結婚証を受領した後、夫婦の名義で共同生活をした。しかし、結婚後間もなく些細なことでよく喧嘩し、夫も数回に亘って家庭内暴力を振るった。私はこんな状態の結婚生活に耐えられなくて、法律によって自己の権益を守りたいと考えるが、どうすべきか?
A:中国「婚姻法」第10条は、婚姻無効の場合について次のように定められている。即ち、1重婚の場合。2結婚が禁止されている親族関係がある場合。3結婚する前に医学上結婚してはならない病気に罹り、結婚した後も治癒されていない場合。4.法定結婚年齢に達していない場合。現在、あなたが法定結婚年齢に達していない場合、結婚登記を行う際に法定結婚年齢に達していないことを理由に人民法院に対して婚姻無効宣告を申し立てることができる。反対に、現在、法定結婚年齢に達している場合、最高人民法院による「『中華人民共和国婚姻法』適用に関する若干問題についての解釈(一)」第8条は、当事者は『婚姻方』第10条の規定に基づき人民法院に対して婚姻無効宣告を申し立てる場合、申し立てる時に法律に定められた婚姻無効の場合が既になくなっている場合、人民法院は指示しないと定めている。この場合、あなたは家庭内暴力を理由に離婚訴訟を提起することによって、自己の合法的権益を守ることができる。
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